野球変化球大全

野球変化球の歴史

各変化球がいつ、誰によって発明され、どのように進化してきたかを詳しく解説します。

カーブ
Candy Cummings (1872)

歴史

カーブボールは野球史上最初の変化球で、Candy Cummingsが砲弾の軌跡から着想を得た。彼は1863年頃から実験を開始し、1872年のメジャーリーグデビュー時に使用した。球が弧を描く軌道が特徴で、当初は多くの打者や審判に信じられなかったが、徐々に認められていった。

著名な使用者

Candy Cummings

1872年

Sandy Koufax

1960-70年代

Bob Gibson

1960-70年代

出典・参考資料

スライダー
Chief Bender / George Blaeholder (1920)

歴史

スライダーはカーブボールより速く、横方向への変化が特徴である。Chief BenderまたはGeorge Blaeholderが開発したとされている。1920年代から1930年代にかけて次第に使用が増え、現在ではメジャーリーグで最も一般的な変化球となっている。

著名な使用者

Chief Bender

1910-20年代

Bob Feller

1940-50年代

Mariano Rivera

1990-2000年代

出典・参考資料

フォークボール
「Bullet」Joe Bush (1920)

歴史

フォークボールはスプリットフィンガーファストボールの前身で、第一次世界大戦直後に「Bullet」Joe Bushによって開発された。握り方は人差し指と中指を広げて握るのが特徴で、投手が投げた瞬間は直球に見えるが、ホームプレート付近で急激に落ちる。1980年代にはスプリットフィンガーファストボールとして一般化され、現代野球の重要な球種となっている。

著名な使用者

「Bullet」Joe Bush

1910-20年代

Roger Clemens

1980-90年代

Dennis Eckersley

1980-90年代

出典・参考資料

チェンジアップ
Early MLB Pitchers (1900)

歴史

チェンジアップは速度を落とした球で、打者のタイミングをずらすために開発された。19世紀後期には既に使用されていたが、体系的に研究されるようになったのは20世紀初期である。握り方によって様々なバリエーションが存在し、パームボール、スプリット、ナックルなど多くの派生球種がある。

著名な使用者

Christy Mathewson

1900-10年代

Warren Spahn

1940-60年代

Pedro Martinez

1990-2000年代

出典・参考資料