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特殊球

ナックルボール

球速: 90-120km/h (56-75mph)

特徴

無回転に近い状態で投げられ、不規則に変化する変化球。「蝶のように舞う」と表現される。習得が非常に難しい。

歴史

1900年代初頭から存在していたが、エディ・シコースキーやホイト・ウィルヘルムが完成させた。現代では使用する投手はほとんどいない。

握り方

爪を立てるか、指の第一関節でボールを支える。親指と小指でボールを安定させる。

投げ方

腕を振らず、手首を固定してボールを押し出す。回転を最小限に抑え、空気抵抗で不規則に変化させる。

練習方法

  • 1握りに慣れる練習(毎日)
  • 2無回転に近い状態を作る練習
  • 3変化の不規則性を受け入れる
  • 4キャッチャーとの連携練習
  • 5実戦での使用は慎重に

投球のコツ

  • 回転を最小限に抑える
  • 腕を振らず、押し出すイメージ
  • 変化の不規則性を受け入れる
  • キャッチャーとの連携が重要
  • 習得には長い時間がかかる

有名な選手

ホイト・ウィルヘルム
MLB

ナックルボールで143勝227セーブ、殿堂入り

フィル・ニークロ
MLB

ナックルボールで318勝、殿堂入り

ティム・ウェイクフィールド
MLB

ナックルボールで200勝

R.A.ディッキー
MLB

ナックルボールで2012年サイ・ヤング賞

吉田えり
元神戸9クルーズ

女子プロ野球でナックルボールを投げる

逸話

フィル・ニークロは、ナックルボールを武器に48歳まで現役を続け、通算318勝を記録。兄弟のジョー・ニークロと合わせて539勝は兄弟投手として最多。

R.A.ディッキーは、ナックルボール投手として初めてサイ・ヤング賞を受賞(2012年)。20勝6敗、防御率2.73を記録した。

ナックルボールは「投手も捕手も打者も、誰も軌道が予測できない」と言われる。捕球が難しいため、ナックルボール投手専用の捕手を起用することもある。

関連動画

How to Throw a Knuckleball - Matt Waldron Grip
Pitching Ninjaによるナックルボールの握り方解説
Knuckleball Tutorial - Tim Wakefield Style
ティム・ウェイクフィールドスタイルのナックルボール講座