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チェンジアップ系

チェンジアップ

球速: 115-145km/h (71-90mph)

特徴

ストレートと同じフォームで投げるが、球速が遅い変化球。打者のタイミングを外し、緩急をつける。現代野球では『パワー・チェンジアップ』も登場し、140km/h超の高速化が進んでいる。

歴史

1900年代初頭から存在していたが、1980年代にメジャーリーグで科学的に研究され、現代野球の必須球種となった。2020年代は『速いチェンジアップ』と『遅いチェンジアップ』の二極化が進み、投手の個性に応じた多様な派生種が生まれている。

握り方

ボールを手のひら全体で包み込むように握る。親指と薬指でボールを支え、人差し指と中指は添える程度。派生種によって握り方が大きく異なる。

投げ方

ストレートと全く同じフォームで投げる。リリース時に手のひらでボールを押し出し、回転を抑える。ただし、パワー・チェンジアップの場合は手首の『手加減』で球速を調整する。

練習方法

  • 1ストレートとの投げ分け練習
  • 2フォームを統一する練習
  • 3球速のコントロール練習(10-15km/h差を作る)
  • 4緩急をつける配球研究
  • 5実戦形式での効果測定
  • 6Statcastデータでの回転軸・変化を確認

投球のコツ

  • ストレートと同じフォームを徹底
  • 腕の振りを緩めない
  • 手のひらでボールを押し出す
  • 回転を抑えることを意識
  • 緩急の差を活かす配球
  • パワー・チェンジアップは『手加減』で球速差を調整

有名な選手

トレバー・ホフマン
MLB

チェンジアップで601セーブ、殿堂入り

ペドロ・マルティネス
MLB

チェンジアップで3度のサイ・ヤング賞

デグロム
MLB

145km/h超のパワー・チェンジアップで新時代を開く

前田健太
デトロイト・タイガース

手加減で135-137km/hのチェンジアップを投げ分ける

菅野智之
読売ジャイアンツ

精密なコントロールのチェンジアップ

逸話

トレバー・ホフマンのチェンジアップは「打てない魔球」として恐れられ、通算601セーブはMLB歴代2位の記録。2018年に野球殿堂入りした。

ペドロ・マルティネスは、チェンジアップとファストボールの組み合わせで3度のサイ・ヤング賞を受賞。1999年には23勝4敗、防御率2.07、313奪三振を記録。

デグロムのパワー・チェンジアップは球速145-147km/hに達し、ストレート(170km/h超)との球速差をわずか20-25km/hに抑える。打者は『フォアボール』と思って構えるが、手元で急激に沈んで空振りを誘う。

関連動画

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