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スライダー系

カットボール

球速: 130-150km/h (81-93mph)

特徴

ストレートとスライダーの中間的な球種。打者の手元で小さく鋭く曲がり、バットの芯を外す。

歴史

1980年代後半にメジャーリーグで発展。マリアノ・リベラが完成させ、「史上最高のカッター」として伝説となった。日本では2000年代から普及。

握り方

フォーシームの握りから、人差し指と中指を少しだけボールの外側にずらす。握りはフォーシームとほぼ同じ。

投げ方

ストレートと全く同じフォームで投げる。リリース時に中指で軽くボールを切る。手首は返さず、指先の感覚だけで変化をつける。

練習方法

  • 1ストレートとの握りの違いを最小限にする練習
  • 2フォームを統一して投げ分ける練習
  • 3打者の手元での変化を確認
  • 4バットの芯を外す配球研究
  • 5実戦での効果測定

投球のコツ

  • ストレートと見分けがつかないフォームで投げる
  • 変化を大きくしすぎない
  • 握りの微調整で変化量を調整
  • インコースへの投球で効果的
  • バットの芯を外すことを意識

有名な選手

マリアノ・リベラ
MLB

カッター1球種で652セーブ、史上最高のクローザー

ケンリー・ジャンセン
MLB

カッターを武器に400セーブ超

黒田博樹
元広島東洋カープ

カッターでメジャーでも活躍

菅野智之
読売ジャイアンツ

精密なコントロールのカッター

山﨑康晃
横浜DeNAベイスターズ

カッターで日本を代表するクローザーに

逸話

マリアノ・リベラのカッターは「打てない魔球」として恐れられ、彼のキャリアで約10,000本のバットが折られたと推定されている。

リベラは偶然の産物としてカッターを習得。1997年のスプリングトレーニング中、キャッチボールでボールが勝手に動いたのがきっかけだった。

マリアノ・リベラは2019年、満票(100%)で野球殿堂入りを果たした最初の選手となった。カッター1球種で通算652セーブはMLB歴代1位。

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