チェンジアップ系

パームボール

球速: 110-130km/h (68-81mph)

特徴

ボールを手のひら全体で包み込むように握り、ストレートと同じフォームで投げる。球速が遅く、打者のタイミングを外す。

歴史

1900年代初頭から存在していたが、近年は使用する投手が減少。しかし、緩急をつける球として再評価されている。

握り方

ボールを手のひら全体で包み込むように握る。指先ではなく、手のひらでボールを支える。

投げ方

ストレートと同じフォームで投げる。リリース時に手のひらでボールを押し出し、回転を最小限に抑える。

練習方法

  • 1握りに慣れる練習(毎日)
  • 2ストレートとの投げ分け練習
  • 3球速のコントロール練習
  • 4緩急をつける配球研究
  • 5実戦形式での効果測定

投球のコツ

  • 手のひら全体でボールを包む
  • ストレートと同じフォームを徹底
  • 腕の振りを緩めない
  • 回転を最小限に抑える
  • 緩急の差を最大限に活かす

有名な選手

ジム・パーマー
MLB

パームボールで268勝、殿堂入り

工藤公康
元福岡ダイエーホークス

パームボールで打者のタイミングを外す

斎藤雅樹
元読売ジャイアンツ

パームボールを効果的に使い分けた技巧派

和田毅
福岡ソフトバンクホークス

パームボールで緩急をつける投球術

森下暢仁
広島東洋カープ

パームボールを持ち球に

逸話

ジム・パーマーは、パームボールを武器に3度のサイ・ヤング賞(1973、1975、1976)を受賞。通算268勝は1970年代のアメリカンリーグで最多。

パームボールは「最も遅いチェンジアップ」とも呼ばれ、ストレートとの球速差が20mph以上になることもある。

関連動画

パームボールの投げ方
手のひらで包む独特の握りを解説