🌀
シンカー系

スクリューボール

球速: 115-135km/h (71-84mph)

特徴

投手の利き腕と同じ方向に曲がる変化球。投げ方が特殊で、肘や肩への負担が大きいため、使用する投手は少ない。

歴史

1900年代初頭にクリスティ・マシューソンが「フェードアウェイ」として投げた。カール・ハッベルが完成させ、1930年代に全盛期を迎えた。現代では使用する投手はほとんどいない。

握り方

チェンジアップの握りに似ているが、親指を外側に置く。

投げ方

リリース時に手首を外側に捻る。通常の投球とは逆方向に手首を捻るため、肘や肩への負担が大きい。

練習方法

  • 1握りに慣れる練習(毎日)
  • 2手首の柔軟性を高めるストレッチ
  • 3肘や肩のケアを徹底
  • 4投球数を制限する
  • 5実戦での使用は慎重に

投球のコツ

  • 肘や肩への負担が大きいため、投げすぎない
  • 手首を外側に捻る動作に注意
  • 若い投手は習得を避けるべき
  • 代替球種(チェンジアップなど)を検討
  • 専門家の指導を受ける

有名な選手

カール・ハッベル
MLB

スクリューボールで253勝、殿堂入り

クリスティ・マシューソン
MLB

スクリューボール(フェードアウェイ)で373勝、殿堂入り

フェルナンド・バレンズエラ
MLB

スクリューボールで新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞

渡辺俊介
元千葉ロッテマリーンズ

アンダースローからスクリューボールを投げる

牧田和久
元埼玉西武ライオンズ

アンダースローからスクリューボールを投げる

逸話

カール・ハッベルは、1934年のオールスターゲームでスクリューボールを武器に、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジミー・フォックス、アル・シモンズ、ジョー・クローニンの5人の強打者を連続三振に仕留めた。

フェルナンド・バレンズエラは、スクリューボールで1981年に新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞。「フェルナンドマニア」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。

スクリューボールは肘や肩への負担が大きいため、現代では使用する投手はほとんどいない。「絶滅危惧種」の変化球と呼ばれることもある。

関連動画

カール・ハッベル 伝説の5連続三振
1934年オールスターゲームの伝説的投球
スクリューボールとは
絶滅危惧種の変化球を解説