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フォーク系

スプリット

球速: 130-150km/h (81-93mph)

特徴

フォークボールよりも浅く挟み、球速が速い変化球。ストレートに近い軌道から打者の手元で落ちる。

歴史

1980年代にメジャーリーグで発展。ブルース・サッターが完成させ、多くの投手が習得した。日本では「高速フォーク」とも呼ばれる。

握り方

フォークボールよりも浅く、人差し指と中指でボールを挟む。親指はボールの下側に置く。

投げ方

ストレートと同じフォームで投げる。リリース時にボールを指の間から抜くが、フォークよりも速く投げる。

練習方法

  • 1フォークとの投げ分け練習
  • 2ストレートとの球速差を小さくする練習
  • 3落差の調整練習
  • 4コントロールの向上練習
  • 5実戦形式での配球練習

投球のコツ

  • フォークよりも浅く挟む
  • ストレートに近い球速を意識
  • 腕の振りを緩めない
  • 打者の手元で落とすイメージ
  • ストライクゾーンに投げることを重視

有名な選手

ブルース・サッター
MLB

スプリットを完成させ、殿堂入り

ロジャー・クレメンス
MLB

スプリットで7度のサイ・ヤング賞

田中将大
東北楽天ゴールデンイーグルス

スプリットでメジャーでも活躍

ダルビッシュ有
サンディエゴ・パドレス

多彩な変化球の中でスプリットも武器

山本由伸
ロサンゼルス・ドジャース

スプリットで三振の山を築く

逸話

ブルース・サッターは、スプリットを武器に1979年にサイ・ヤング賞を受賞。通算300セーブを記録し、2006年に野球殿堂入りした。

田中将大は、メジャーリーグ1年目(2014年)にスプリットを武器に13勝5敗、防御率2.77を記録。スプリットの被打率は.138だった。

山本由伸のスプリットはMLBでも高い評価を受け、2024年に12年3億2500万ドルの大型契約を結んでドジャースに移籍。日本人投手史上最高額となった。

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