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ストレート系

ツーシーム

球速: 135-155km/h (84-96mph)

特徴

2本の縫い目が回転軸に沿って回転するストレート。フォーシームより球速は遅いが、打者の手元で微妙に動き、ゴロを打たせやすい。

歴史

1900年代初頭から存在していたが、2000年代に入ってから科学的な分析が進み、ゴロを打たせる球として再評価された。メジャーリーグでは「シンカー」と呼ばれることも多い。

握り方

ボールの縫い目が最も狭い部分(馬蹄形の内側)に人差し指と中指を揃えて置く。フォーシームより少し深めに握る。

投げ方

フォーシームと同じフォームで投げるが、リリース時に若干手首を内側に捻る。指先でボールの側面を撫でるようにして、横回転を加える。

練習方法

  • 1フォーシームとの投げ分け練習(各30球ずつ)
  • 2ゴロを打たせる低めのコントロール練習
  • 3握りを変えずにフォームを統一する練習
  • 4キャッチャーとのサイン確認とコミュニケーション
  • 5実戦形式でのカウント別投球練習

投球のコツ

  • フォーシームと同じ腕の振りを心がける
  • 無理に変化をつけようとしない
  • 低めに集めることを意識
  • ゴロを打たせる球として活用
  • 握りの深さで変化量を調整

有名な選手

マーカス・ストローマン
MLB

ツーシームでゴロの山を築くグラウンドボールピッチャー

ザック・ブリットン
MLB

ツーシームでゴロアウト率70%超を記録

田中将大
東北楽天ゴールデンイーグルス

ツーシームとスプリットの組み合わせで打者を翻弄

千賀滉大
ニューヨーク・メッツ

ツーシームで打たせて取る投球術

山本由伸
ロサンゼルス・ドジャース

精密なコントロールのツーシーム

逸話

ザック・ブリットンは2016年シーズン、ツーシームを武器にゴロアウト率80%超という驚異的な数字を記録。47ホールド機会中、全てをセーブ成功させた。

ツーシームは「シンカー」とも呼ばれるが、厳密には異なる球種。しかし現代野球では区別が曖昧になっている。MLBのStatcastでは同一球種として分類されている。

田中将大はメジャーリーグ1年目(2014年)、ツーシームとスプリットの2球種を中心に13勝5敗、防御率2.77を記録した。

関連動画

How to Throw a Sinker / Two-Seam Fastball - BetterPitching
ツーシーム/シンカーの基本的な握りとリリースの解説
Two-Seam Fastball Tutorial - Coach Dan Blewett
ツーシームの変化を最大化するための詳細なチュートリアル